だけではないけれど、住所の書き方

非常に効率のよい宛先記入でハガキがきた。
郵便番号、○−○−○ ○○様
郵便番号七桁化された今、郵便物を送ると言う目的だけなら、これで必要十分なはず。
しかし、郵便局で配布している「郵便番号簿ハートフルナンバーズ(T.M)」の
(「(株)郵政出版社」製、発行年月日不明、奥付なし、平成16年7月30日現在のもの(iv頁より))
iii頁「3 住所の記載省略の方法」には、

(1)7けたの郵便番号を正確に記載していただいた場合には、
 住所の市町村名(行政区名)まで記載を省略することがで
 きます。
 なお、住所の一部を省略す場合には、正しい郵便番号であ
 ることを確認していただくとともに、町域以下は必ず記載し
 てください。


 100−0013
 東京都 千代田区 霞が関 一丁目3−2
 〜〜〜〜〜〜〜〜
  (省略可能) [町域名]
        ↓
┌───────────────────┐
│100−0013 霞が関 一丁目3−2│
└───────────────────┘


(中略)


(3)郵便番号が誤って記載された郵便物であっても、住所の記載
 等からできるだけ正当なあて先にお届けしますが、市区町村名
 (行政区名)が記載されていない場合に、郵便番号が誤ってい
 るとお届けできないこともあるので、正確に郵便番号を記載し
 ていただくようお願いします。

とある。


郵便番号さえ正確であれば、この例の場合、
 100−0013
 一丁目3−2
で十分のように思うのである。
なぜ、「必ず記載し」なければいけないのか。
(とはいえ、この書き方でも問題なく届くのだが)
利用者がいまいち郵便番号7桁のメリットを感じないのである。
まぁこのおかげで郵便業務を効率的に行うことで、
切手代があがっていないとでも思っておこうか。値下げもないけど…。