公明党も女性専用車両賛成？

目次
女性専用車両終日導入
　http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20040906#p1
東京でも導入。
　http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050328#1111935912
首都圏女性専用車両プレスリリース
　http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050404#1112596977
埼京線で女性専用車両拡大導入。
　http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050404#1112608926
なぜ女は男をみると痴漢だと思うのかなぜ男は女の不快感がわからないのか―痴漢大論争!
　http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050408#1112886956
参考記事
IC定期券の今後?
　http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050204#1107496367

女性専用車両導入、政治？もうごいていたのね。
http://www.komei.or.jp/news/daily/2005/0329_02.html

今回の成果を受けて党青年局と女性委員会では、
ＪＲ東日本や東京メトロ（東京地下鉄）などで導入が一部の路線にとどまることから、
さらなる拡大に向けて署名運動を継続し、安心・安全の車両環境の確保に全力を挙げることにしている。

党自体か党員かはわかりませんが、ここでも女性専用車両の導入が最終目的化してしまっています。
ちなみに女性専用車両の導入は、痴漢被害者及び痴漢被害妄想者の安心にはなっても、安全には全く繋がりません。
「女性専用車両の導入」＝「安全」とすることで支持を得ようとしているのですね。
「女性専用車両の導入」＝「快適な車内環境」と嘯いていた時代が思い出されます。
一般的には「快適な車内環境」にはなってませんから！ざんね〜ん！！、ということで、
大阪市営地下鉄は今では痴漢対策とちゃんと言っているようです。

ところで、協議会って「女性等に配慮した車両の導入促進に関する協議会」っていうのね。
なんで「等」がなんなのかわからないが、「女性」がメインであることは確か。
結局は「女性専用車両の導入促進」が目的の協議会ということなのだろうが、
まぁ、こんな名称の協議会でいる限り「女性専用車両」がなくなるわけでもなく、
「男性の女性への痴漢」の存在を前提にする「女性専用車両」を積極的に誇示することが、
本当に「男性の女性への痴漢」を否定することになるのかも疑問なわけです。
「ノーベル平和賞」の存在が「平和」でないことを示しているのと同じ…ちょっと違うか？

よくよく考えてみて下さい。
「女性専用車両」の理論は、車内混雑→痴漢発生→女性専用車両、という考えです。
そもそも、痴漢ができないような車内環境であれば、痴漢被害者及び痴漢被害妄想者にとってだけでなく、
それ以外の女性や男性にも優しい、快適な車内環境になるのです。
一部女性だけでなく、全員がスリなどの「心配」もなく、快適に乗車できるのです。
筆者としては、痴漢被害者の方が「女性専用車両」を求めるのは別論、
政府や政党が「女性専用車両」を求めるのはやはり筋違いだと思うのです。
彼らが本当にすべきは、通勤ラッシュ、というか満員電車なんてものをなくすことなのです。
これでもまだ「女性専用車両」に賛同するという方には特になにも申しませんが、
そうでない方は是非とも、鉄道各社のホームページに問い合わせるとか、
駅長室で駅長や助役に質問する等の行動をとってみてください。まずするべきことは、混雑の緩和であると。
こういう地道なことが、頭の悪い人たちに本当に必要なことを気付かせる第一歩のように思います。
「女性専用車両」をどう維持拡大するかだけを考えているようでは何の解決でもありません！