公務員給与序説

このブログではたま〜に公務員の給料関係に触れているのですが、こういう本がでました。

公務員給与序説―給与体系の歴史的変遷 (大阪市立大学法学叢書)

書　　名　　　　公務員給与序説
サブタイトル　　給与体系の歴史的変遷
シリーズ名　　　大阪市立大学法学叢書55
著訳編者　　　　稲継裕昭／著
著者紹介　　　　大阪市立大学教授
発売予定　　　　６月上旬
判型、頁数　　　Ａ５判上製カバー付，226
定　　価　　　　6200 円（税込 6510 円）
ISBNコード　　　4-641-12977-0
備　　考 　
解　　説
日本の政治学・行政学の分野において，従来不十分であった公務員の給与政策に焦点を当て，「公務員全体の給与水準」と「公務部内の均衡」という２つの軸を置き，多数の統計資料等を駆使して，明治期以来の変遷過程を検証し，制度設計を分析・考察する。
目　　次
序　章
第１章　勅令による時代
　第１節　明治期の公務員給与
　第２節　大正期の公務員給与
　第３節　昭和の官吏減俸
　第４節　戦時下の公務員給与
　第５節　終戦直後の公務員給与と４月号俸
第２章　団体交渉による時代
　第１節　大蔵省給与局の創設と始動
　第２節　官待を舞台とした給与交渉
　第３節　15級制公務員給与体系の成立
第３章　人事院勧告制度揺籃期
　第１節　63ベースの成立過程――第１回人事院勧告とその取扱い
　第２節　第２回以降の勧告
第４章　人事院勧告制度の定着とその後
　第１節　ベース・アップ勧告の留保
　第２節　俸給体系の大転換――８等級制への移行
　第３節　その後の俸給体系の改正
第５章　公務員給与体系の日英比較
　　　　（以下略）
　（有斐閣ホームページより）

サブタイトルが「給与体系の歴史的変遷」なので、現在の給料体系の問題点には触れているのかどうか…。