第44回衆議院議員総選挙をふりかえって(その1)

まだ開票途中だが、本日執行された第44回衆議院議員総選挙で国民は自公政権を選択したようだ。
もっとも衆議院だけみれば、自民党絶対安定多数を獲得しており、
ここだけ拾えば、自民単独政権を選択したといってもよい。
そうはいっても、参議院の関係もあるので、連立政権は維持されることになるだろうが…。
(加えて公明党からすれば誰のおかげで勝てたと思っているんだ?ということもある。)
ただ、そうだとすれば、なおいっそう参議院の自律性がより確保される必要があるといえる。
各論において、あらゆる悪法(案)と評される法案が可決されるかもしれないからである。
筆者の個人的意見としては、はっきりいって郵政民営化なんてどっちでもいい。
民営化しようとそうでなかろうと、その法案の内容次第である。
(ただし、否決された関連6法案について賛成かというと?である。)
むしろ、ここで郵政民営化支持と引き換えに失うものは何か?ということの方が多いに気になる。
まぁ、国民の多くが支持したのだから、小泉さんのいうことにそう批判はおこらないんだろうけど…。
郵政のその先にあるもの、それが気になる。
郵政賛成か?反対か?の選挙だったんだから、特別国会で法案とおったらまた解散ね。
きっとマニフェストに書いたからっていうんだろうけど、消費者保護ならぬ有権者保護が必要だろうね。