国会会期延長せず 首相が自民に指示

国会会期延長せず 首相が自民に指示
 政府、与党は30日、6月18日までの今国会会期を延長しない方針を固めた。小泉純一郎首相が30日午前、自民党細田博之国対委員長と終盤国会の対応について官邸で協議し「会期は延長しない」と指示した。(以下、略)
共同通信) - 5月30日13時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000124-kyodo-pol

「指示」というのはどうかと思う。
会期を延長するかどうかは国会(両議院)が決めることだ。

国会法(昭和二十二年四月三十日法律第七十九号)
  第二章 国会の会期及び休会
第十二条  国会の会期は、両議院一致の議決で、これを延長することができる。
○2  会期の延長は、常会にあつては一回、特別会及び臨時会にあつては二回を超えてはならない。
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%8d%91%89%ef%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S22HO079&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1

首相が介入すべき事項ではない。
あくまでも、政府提出法案について首相がどうしたいと思っているかにすぎない。
もしくは自民党“総裁”としての意見だ。
議院内閣制ということもあり峻別するのは困難だが、
三権分立からこういう細かいところが気になるのは、気にし過ぎだろうか?