JR西は本当に大丈夫か?

辞任4幹部“天下り”…JR西 関連会社社長などに
 福知山線脱線事故後に事実上、引責辞任したJR西日本の幹部4人が、6月に同社関連会社の役員に就任したことがわかった。同社は被害者側への報告を担当社員に一任、一部にしか伝わっておらず、遺族からは「事故の責任を負う元幹部が、被害者にきちんとした説明のないまま、再び公共交通の安全を預かる立場の役員になるのは疑問だ」と批判の声が出ている。
 事故当時に専務・総合企画本部長だった坂田正行氏(57)が「西日本ジェイアールバス」社長、専務・鉄道本部長の徳岡研三氏(59)が保線を請け負う「レールテック」社長、執行役員・大阪支社長の橋本光人氏(52)が「ジェイアールサービスネット金沢」専務にそれぞれ就任。当時の常務執行役員・安全推進部長で、先月まで福知山線列車事故対策審議室副室長を務めた村上恒美氏も、信号保安機器メーカー「てつでん」社長に就いた。
 JR西は「専門知識や経営手腕を請われた。人事に関心のない遺族もいるので、担当社員の判断で個別に伝えた」と説明した。
(2006年07月05日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/dassen/jd60705a.htm

100余名の命を奪った事故を起こすような環境をつくった人に請われるような専門知識や経営手腕があったのか、
事故の原因はともかくにしても、あの事故対応を見る限り、経営手腕があるのか?というと疑問のように思います。