藤山雅行裁判官

圏央道、事業認定・収用委裁決とも取り消し…東京地裁
 首都圏中央連絡自動車道圏央道)の東京・あきる野インターチェンジ(IC)周辺の用地を巡り、地権者らが建設相(現国土交通相)による事業認定の取り消しと、代執行(強制収用)を認めた東京都収用委員会の裁決の取り消しを求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。
 藤山雅行裁判長(鶴岡稔彦裁判長が代読)は「国は具体的な根拠もなく、事業に公共の利益があると判断しており、見過ごせない過誤があった」と述べ、建設相が2000年にした青梅―あきる野IC間(10・7キロ)の事業認定と都収用委の裁決をいずれ
も違法として取り消した。国などは控訴する方針。
(読売新聞)
[4月22日12時33分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000003-yom-soci

この藤山雅行裁判長ってのがここ数年の行政敗訴判決で有名になった人ですが、
この判決は、東京地方裁判所民事第3部の判決で、
東京地裁民事第3部ってのが、行政部で行政事件を扱っているわけだけど、
このたび、どうやら藤山さんは異動になったみたいね。
で、どこにいったのかというと、やっぱり東京地裁
民事34部で、ここは医療集中部。
これで、医療過誤訴訟でも画期的判決がでるのかな?
行政事件に比べて控訴審でかえされにくいような気が…
http://courtdomino2.courts.go.jp/K_hotei.nsf/CoverView/HP_C_Tokyo?OpenDocument&Start=1&Count=1000&Expand=1

白い巨塔で医療事故、医療裁判が注目されるだろうから、
まぁ、面白そうですね。彼はエリートらしいし。

で、一冊紹介。

ここも参照下さい。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/X/0221400.html
特に医療に携わろうとしている人には、外部からの視点として読んで頂きたいです。
ちなみに著者はドラマ『白い巨塔』で法律監修されたいた方です。