逆差別と男女共同参画センター

やめます「女性半額」=「逆差別」男性抗議−施設利用の優遇廃止検討・札幌市
 「女性半額の料金はやめます」。札幌市は11日までに、「男女共同参画センター」の利用料金の女性優遇措置を、2006年度にも取りやめる方針を固めた。女性の社会進出を後押しする狙いで長年慣行になっていたが、男性側から「女性のみを優遇するのは逆差別」との声が上がったのが一因。女性利用者の間には料金値上がりを警戒する意見もあり、今後、論議を呼びそうだ。 
時事通信) - 1月11日6時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050111-00000078-jij-soci

ちなみに、料金はこんな感じ。
http://www.danjyo.sl-plaza.jp/sisetsu/floor/floor03.html


男女共同参画センター」なるもの自体が「戦争」概念のもとの「平和」と同じようなもので、
差別(女子差別とそれを是正するという名目の逆差別)を前提としたものなので、
ある種こういう料金設定自体はあるべくしてあるような気はするけれども、
女性区分は一般区分の半額という設定が、今日なお合理的かというと疑問である。
男女共同参画センター」の存在を認めるならば、同額にする必要もないのかもしれませんが、
女性区分の料金を上げるにしろ、一般区分の料金を下げるにしろ、その両方にしろ、
半額という格差は是正すべき時代でしょうし、
そうでないと「男女共同参画センター」は今までなにをやってきたんだということになります。
男女共同参画センター」はいずれ消滅を予定して活動してはずのものですよね。
これに反対する女性は「男女共同参画」否定論者であり、存在そのものを否定することなので、
ある種の矛盾挙動だということになります。