NHK会長2月会見要旨
NHK会長2月会見要旨
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/toptalk/k0502.html
とりあえずは、見守ろうという立場ですが、現状はどうでしょう?
今後の改革の進め方について
当たり障りがないので触れません。
本当にきちんと実行されるかをとりあえずは、見たいです。
端から言ったことではなく、自身が約されたことですので。
女性初の副会長として
(副会長)
以前から、特に女性だからと思ったことはない。いつでも普通のおばさんに戻るという気持ちで、対等な立場に立って職員の声を聞き、職場の上と下のつながりが悪いところがあれば、つないでいきたい。私の座右の銘、モットーは“権限と権力を混同しないこと”だ。
いつでも普通のおばさんに、というのは無責任のようにも聞こえます。
誰かさんとちがって副会長職に固執しないという程度の意でしょうが…。
「私の座右の銘、モットーは“権限と権力を混同しないこと”だ。」
NHKにあっては、非常に新鮮に聞こえます。
受信料の支払い拒否・保留の件数について
(小林営業局長)
不祥事等を理由にした受信料の支払い拒否・保留は1月末までの累計で約39万7千件だが、直ちに全てが不払いとなる訳ではない。
まぁ、そうでしょうけど…。
前会長の退職金の扱いについて
(谷村秘書室長)
役員の退職金は、これまでは秘書室で計算して、それを基本に経営委員会で決めてきた。しかし、今回、経営委員会に独立の事務局が設けられた。
(会長)
今後の取り扱いは、経営委員会がどう考えるかで決まることになると思う。
経営委員会事項のようですので、しっかりと国民視聴者が監視しましょう。
独立したのは、いいことですね。開局何年目やねん!
ちなみに、前副会長と前放送総局長の退職金はどうなっているのかな?
NHKへの批判が高まった原因について
(会長)
いろいろな要素があるが、前会長の顧問の件では、視聴者からの批判が強いという認識を間違えたことを大変反省している。それを含め、世評に疎いと言われれば、そういう面はあったかもしれない。視聴者の方々の声を一人一人伺いながら、そこを直せるように取り組んでいきたい。
「世評に疎いと言われれば」…そうでしょうね。
マスコミ人で、しかも会長が世間に疎いというのもどうかと思うが…
「視聴者の方々の声を一人一人伺いながら」是非うちにもきてください。
朝日新聞報道問題
(会長)
この問題は、政治的圧力が本当にあったのかどうかという本質論で議論すべきだと思う。
(諸星放送総局副総局長)
この問題は、もともと朝日新聞の1月12日付の朝刊がきっかけで起きている。我々で調べた結果、例えば、中川昭一議員とNHKの幹部は問題の番組の放送前に会っておらず、記事の事実関係が違っていると申し上げている。朝日新聞は12日付の記事でなく、19日に松尾元放送総局長の会見を放送したことについて「事実ではない」などと言っているが、NHKとしては、改めて松尾元総局長に聞いても、発言内容に間違いないと言うので、2月1日に回答した。NHKとしては、それぞれが自らの媒体で事実関係を明らかにしていくことが大事だと考えており、法的措置については今のところ考えていない。 (以降、略)
とりあえずは、会長の認識でいいと思います。
ただ、本当にあったということは、明確にでていると思いますが…。
朝日新聞をかばうわけではないですが、
一言一句の言った言わないより、政治家と番組内容のやりとりをしていたという
大きな枠組み自体が問題ではないのでしょうか?
重要な関心事項は真実といっていいでしょうね。
まあ、よりよい報道を目指すと言う意味では、そういうところも大事ですけどね。
あくまで両者を分けて考えるべきでしょう。