詐欺集団の労働組合がよく言えたな。

“職員厚遇”めぐり平行線 大阪市と市労連
 職員厚遇問題で揺れる大阪市は4日、福利厚生や手当廃止など総額180億円の経費削減案について、組合員の大半が加入する「大阪市労働組合連合会」(市労連、約4万人)と団体交渉を実施した。市は厳しい財政状況を説明、理解を求めたが、市労連は「労組に説明せず一方的に(経費削減案を)発表した」などと反発。双方の主張は平行線のまま、同日夕に始まった交渉は断続的に5日未明まで続いた。
 市は労使交渉の透明化を図るため、近くホームページで内容を公開する方針。
 団体交渉に先立ち、市労連の嶋田道雄執行委員長は、残業代として支払われた手当のうち、市会計監理検討委員会が“カラ残業”と認定した手当を自主返納する考えを表明した。
共同通信) - 2月5日0時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050205-00000004-kyodo-soci

団体交渉は労働者の権利だから、権利行使は別に構わない。
ただ、今までのことを棚にあげて「労組に説明せず一方的に(経費削減案を)発表した」とは良く言えたものだ。
何が「“カラ残業”と認定した手当を自主返納する考え」だ?当たり前だ。
利息もつけて返還しろよ。
自分の権利はしっかり主張するけど、市民のためにろくなことはしていない。
それで、究極の雇用主である市民が納得するだろうか?
当然である「“カラ残業”と認定した手当を自主返納する」ということ以外に、
市労組として、どのようにしてこの問題に向きあるのかをまず、市民に訴えるべきではないだろうか?
権利だから言いたいことを言うのは全く構わない。
しかし、それを受け入れるためには、最低限、市民のための仕事をしていただくてはならない。
今まで市民を欺いておきながら、を欺く仕事しかしないくせに、の内容を受け入れることなどできないのである。


ところで、大阪市役所には、現在闘争中の連合・自治労に属する大阪市職員労働組合大阪市従業員労働組合
大阪交通労働組合大阪市水道労働組合などで構成している大阪市労働組合連合会(略称 市労連)、
の他に、全労連自治労連大阪市役所労働組合」(略称 大阪市労組)というのもあるそうです。
この市労連とは別系統とされる大阪市役所労働組合のホームページには
http://homepage1.nifty.com/osaka-shiro-so/
大阪市のいわゆる「厚遇な職員福利厚生」に対する市労組の反省と決意」
http://homepage1.nifty.com/osaka-shiro-so/kogumondai-kenkai.htm
というものがあります。
しかし、現在の闘争中の市労連のそういうものは見つけることができませんでした。
(伝わらなければないのと同じです。なお、上記サイトによれば、市労連にはホームページはないそうです。)
内容の是非はおいておくとして、大阪市役所労働組合の方は、反省を示し、一定の改善策を市民に提示しています。
しかし、市労連はそのようなことすらしてしません。
多くの職員が所属する労組が、反省の色すら示さず、労使交渉に奔走しているのです。
このような態度こそが、まさに腐りきった態度というのではないでしょうか?
寄生虫公務員が、市の行政を担っているのでは、大阪市の未来はないように思います。