総務省の「権利クリアランス実証実験」

文化庁ではなくて総務省情報通信政策局のお仕事の成果。

<映像コンテンツ>著作権処理の省力化でひな型 総務省
 放送番組など映像コンテンツのインターネット配信について、総務省は31日、著作権の処理を大幅に省力化するシステムのひな型が完成したと発表した。
 映像コンテンツには、原作者、脚本家、出演者、作詞家、作曲家など制作にかかわる権利者が多く、2次利用の許諾を得るために、電話やファクスで個別に交渉しているのが実態。権利の処理に手間がかかることが、ネット配信の普及の障害になっている。
 このため、総務省は02年度から、NHK、在京民放キー局、主要権利者団体などと協力し、オンラインで権利処理できるシステムの構築を目指してきた。実証実験で、それぞれのコンテンツに関する情報(番組内容、放送時間、権利者名、利用条件など)の仕様をつくり、放送事業者と権利者のデータベースの間でやり取りしたところ、作業が大幅に短縮された。
 今後は民間が主体になり、データベースの充実などを通じて実用化を目指す。【位川一郎】
毎日新聞) - 5月31日20時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000069-mai-bus_all

そういうことで、総務省のサイト。

【報道資料】 「権利クリアランス実証実験」最終結果(5月31日掲載)  情報通信政策局
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050531_2_1.pdf
総務省
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/joho_press.html


別紙1 「権利クリアランス実証実験」最終結果概要
 http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050531_2_2.pdf
別紙2 平成16年度「放送コンテンツのネットワーク流通促進に向けた権利クリアランスの実証実験に関する調査」報告書
 http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050531_2_3.pdf
※ただし、別紙1、2についてのURL記述はサイト上には発見できず。

なお、

「権利クリアランス実証実験」中間結果報告
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040629_2.html