警察批判もいいいけど、親も反省しろよ。

県に賠償求め提訴
 ヘルメットをかぶらずミニバイクを運転中、パトカーに追跡され、乗用車との衝突事故を起こし、意識不明となった東伯郡内の少年(18)と両親が「執拗(しつよう)な追跡が原因」などとして、県を相手に、損失利益や慰謝料など約6100万円を求める損害賠償訴訟を地裁に起こしたことが、7日までに分かった。
 事故は、昨年6月22日夕に発生。倉吉市内の国道179号で、ヘルメットをかぶらず蛇行運転をしている少年を、パトカーの倉吉署員が見つけ、停止を求めたが、従わなかったため追跡。少年が対向車線に入った後も追いかけた。その後、少年は乗用車と衝突、意識不明の重体となった。
 意識は回復したが、今も重い障害が残り、以前のように働くことができない状態という。
 訴状によると、パトカーの追跡について「重大な交通事故を誘発する危険性が極めて高く、軽微な違反で運転者を危険にさらす行為は、ただちに中止すべきだった。逆走してまで追跡すべき緊急性は到底、認められない」などと指摘。
 さらに「同署員は、追跡者の安全に十分、配慮する注意義務を怠った」などとしている。
 両親は、県警に事故の説明を求めたが「調査中」としか返答がなかったため、法廷で原因をはっきりさせたい思いがあるという。
 両親の弁護士は「軽微な道交法違反で、事故に追いやられた両親の無念さを感じる。裁判で、追跡する必要がなかったことを明らかにしたい」と話している。
 橋本時光・県警首席監察官は「正当な職務行為だったと考えている。訴状の内容を精査し、県と方針を協議したい」と話している。
(2005年7月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news002.htm

確かに警察が逃げる違反者をどう検挙するかというのは難しい。
殺人犯であっても、容易に射殺できない日本の法治システムのもとで、行政法規違反となるとなおいっそうである。
今回のように、違反車が対向車線に入った場合に、どう対処するか?というのは検討を要するし、検証が必要であろう。
訴訟の意味はそこにあるといえる。
ただ、法律的行動にでることをどう評価するかは別の話。両親が訴えるという行動はどうかと思う。
(当事者は本人で、両親は法定代理人?両親が当事者?ちょっとよくわからないけども。)
もちろん、法律的には許された行為であるし、権利である。
もしも違反の事実そのものを否定するのであれば別の話だが、そうでないのなら、
法律云々以前に、ご両親にはこの馬鹿息子の教育について反省してもらいたいものである。
そもそもおたくの息子さんが公道を蛇行運転したことが原因でしょ?
それともきちんとこのまま息子が逃げ切っていたなら、きちんと帰宅した子を親が警察に連れていっとでも言うの?
免許取り立てだったの?そういう運転してるって知ってたの?今回がはじめて?
警察の責任を問うのも結構だが、親としての責任はどうなのか?ということをまず問いたい。
ぶつかった相手への賠償は当然済んでいるのかな?まさか警察に請求してと拒んでいる?
記事は警察の職務執行の適正という点を中心に報じているのだろうけど、もうちょっといろいろ知りたい。


ところで、彼はヘルメットをかぶっていなかった。
違反云々はおいておても、自己責任である。
警察の制止を振り切るために反対車線にもはいったの本人の自己責任である。
それで事故を起こし、

この事故でバイクを運転していた17歳の少年が頭などを強打し、意識不明の重体。
http://response.jp/issue/2004/0624/article61509_1.html

だったそうだ。だとすれば、このような怪我になったのは一次的には自己責任である。
ヘルメットをかぶっていたらどうだったのか?それも知りたいところである。
18才でしょ?免許とったんでしょ?なら自分の運転の結果に責任もちなさい>少年よ。

追記:こんなアンケートがあった。

question:1122643178
ある少年がノーヘルでミニバイクを運転していたら、パトカーに追跡され、反対車線を逆走して対向車に衝突。命は助かりましたが重度の障害が残りました。悪いのは『ノーヘルで逆走、逃走した少年』?それとも『軽度の道交法違反を過剰に追跡した警察』ニュースは↓http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20050727ddlk31040588000c.html

少年 918
警察 82