iTMS-Jオープン

マックユーザーのみならず、待ちに待ったと思われるこのアナウンス。

国内最大級のミュージックストアiTunes Music Storeがついにオープンしました。
いつでもMacWindows PCからアクセスして、お気に入りの曲をダウンロード。
http://www.apple.com/jp/itunes/
http://www.apple.com/jp/itunes/store/

とりあえず使い方としては、まずは、iTunes4.9をダウンロード(iTunes - アップグレードして今すぐiTunesを手に入れよう - Apple(日本))して?
がしか〜し、OS9じゃどうにもなりません。
そもそもこのダウンロードサイトからしてもはや正常に見れない…。(OS9.2.1 IE5.17)
と思ったが、どうやらダウンロードサイトのiframe内
https://swdlp.apple.com/cgi-bin/WebObjects/SoftwareDownloadApp.woa/wa/getProductData?localang=ja_jp&grp_code=itunes&returnURL=http://www.apple.com/jp/itunes/download/
が一時おちてたみたいやね〜?


まぁ、OS9についてはとっくの昔のOSなので、仕方ないにしろ、
システム条件は以下のとおり。

システム条件
Mac OS X v10.2.8 以降
Mac OS X 10.3.8 以降を推奨)
AirMac ExpressAirTunes を利用する場合は、Mac OS X 10.3 以降を推奨
・400MHzのG3プロセッサ、あるいはそれ以上のプロセッサを推奨
QuickTime 6.2以降(AACエンコードに必要)
・256MB以上の実装メモリを推奨
DSL、ケーブルモデム、LANベースの高速インターネット接続環境(CD曲名の取得、iTunes Music Storeでの試聴などに利用)


サポート(MacOSX
http://www.apple.com/jp/support/itunes/index.html

ちなみに、windowsだと、

システム条件
Windows XP または Windows 2000(最新の Windows Service Pack を推奨)
・500MhzのPentiumプロセッサ、あるいはそれ以上のプロセッサを推奨
QuickTime 6.5.2(付属)
・128MB以上の実装メモリ(256MBを推奨)
・最新のWindows Service Packを推奨
iTunesが対応するCD-RWドライブ(CD作成に必要)、ビデオカードサウンドカード
DSL、ケーブルモデム、LANベースの高速インターネット接続環境(CD曲名の取得、iTunes Music Storeでの試聴などに利用)


サポート(Windows
http://www.apple.com/jp/support/itunes/windows/musicstore.html

アフィリエイトもやっているよ。

http://www.apple.com/jp/itunes/affiliates/
http://www.apple.com/jp/itunes/marketing/

ただ規約がわかりにくい…。


一曲150円が中心。よくできました。
「¥150 90% of the songs」だそうです。

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0508/04/news044_2.html

150円にうんと言わなかったのがどこか、iTMSJを利用できる環境にないのだが、
閉鎖的に日本の音楽出版業界に対してはよくやったほうじゃないかなぁ、と思うわけです。
これでiTMSJの売り上げが増えれば、著作者のインセンティブも確保できるわけで、
もし隣接権者がうんといわないことで権利者の利益獲得が害されるようなことになれば、
隣接権者の行動は本末転倒として、非難されることになるでしょう。
それにしても、これでデータに対してコピーの対価を払ったわけだから、
i-pod補償金はますます二重取りが懸念されることに。30条での音楽利用に限定されるわけだから…。


他の事業者も値下げしたそうです。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050804/apple1.htm

これで、より(権利者にも還元される形で)音楽には接しやすくなったわけで、
音楽文化の発展という観点からは、権利者にも利用者にもいいことのように思います。
(そもそも権利者が後ろ向きだったことが疑問。)
これでレコード店は悲鳴だそうですが、流通過程の変化で泣くのはこの業界に限ったことではないですし、
再販売価格維持制度がかえってレコード店を苦しめることにならないかと危惧するばかりです。
(もっともCDそのものの価格の値下げということにはつながるかもしれないけれど。)
もっとも現状では、音質の劣るデータとジャケット等を含む高音質のCDとは十分に併存できると思います。
もちろん今後の科学技術の発達ともにその差異も減っていくかもしれませんが、
単なるデータ販売との住み分けは可能なわけで、いまのうちに、なんらかの努力は必要かと思います。


それにしても、この価格をみると、いかにCDメディアには余計なコストがかかっているのか、一目瞭然ですな。

その他参考記事
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0508/04/news019.html
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0508/04/news044.html
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20086117,00.htm