私的録音補償金返還申請をしてみた人のにっきの紹介

関連記事
私的録音補償金制度について
http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050729/1122569023
私的録音録画補償金制度に関する記事
http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050623/1119463814

前にあったのは、私的“録画”補償金の返還だけど、
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/22/news088.html
それをみて、今度は私的“録音”補償金の返還試みた人の話。

【レポート】私的録音補償金返還申請をしてみる!
http://www.knonline.net/d/?date=20050818

くわしくは、上記リンクから読んでいただくとして、
http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050729/1122569023
で書いたような問題点(一般にいわれていることだが)が記載されている。

実際に申請方法を調べてみると・・・
・専用の申請用紙が必要なのにWebページに掲載されていない。
 どこにも公開されていない。どうすりゃいいの?
・通信費(申請用紙の請求にかかる通信費、申請にかかる郵便代など)は申請者負担。
・補償金課金の対象にならない事を申請者が証明しないといけない。
 MDなどは何度も録音できるわけで、現実的には証明はまず不可能。
・さらに住民票の写しの提出が必要(住民票の写しをもらうのにお金かかりますよね?)
・それだけ苦労しても返って来る額は数円。

註)実際には「住民票の写し」は不要、ブログでも後述
なんで、関係ないお金の返還のため、ここまでの負担をしないといけないのだろう?
(郵便申請も可能だが、この人は直接やり取りで申請すべく、名古屋から東京の事務所まで行ったらしい)

これで一連の申請手続きが終わったわけですが、やっぱ面倒。
まず情報がなさすぎてやり方を調べるのが大変。
手続き自体が煩雑で現実味がないのも問題。
なんで申請用紙くらいWeb上に載せて置かないのか。
ただのワープロ打ちのコピーのA4用紙なんですが。
費用的には言うまでもなく赤字。
電話代・FAX送信通信費・住民票の手数料・交通費・・・。
ダメだこりゃ。

というのが、感想。
多少の事実上の煩わしさは社会的負担として仕方ないとしても、
経済的負担(しかもかなりの)はやっぱり問題でしょうね。むしろ事務手数料を払ってもらわないと。
ところで、

ボクが申請したばっかりに、返還委員会が召集される事になるわけですね。

って、当然の職務なんだから別に気にすることじゃないですよ。
個人的には、この委員の報酬がどうなっているのかが気になるところ。
まさか招集されないのに月額ウン十万とかいうことはないよね?
ちなみに、「平成16年度 決算報告書」(http://www.sarah.or.jp/info/info05.html)には、

事業費/職員給与 21,328,780-
管理費/職員給与 12,253,793-
1 一般会計 /1-(1)   収支計算書
http://www.sarah.or.jp/info/info05_01.html

とあるだけなので、役員無報酬で、委員会も無報酬なのだろうか?
ちなみに、17年度予算計上もないようです。
http://www.sarah.or.jp/info/info07_01.html