和歌山県「経営効率化コンペ」

コンペでコスト削減 和歌山県、全国初
 和歌山県は12日、財政の効率化を目指し、各部局にコスト削減のアイデアを競わせる「経営効率化コンペ」を12月に実施すると発表した。
 県によると、都道府県がコンペ方式で経費削減案を募集するのは初めて。木村良樹知事は「民間は血の出るようなリストラをしている。行政に民間の競争観念を取り入れたい」と話している。
 県財政課によると、採用された案は来年度の当初予算に反映し、提出した部局には削減額の一部を上限1000万円で還元する。最優秀に選ばれたアイデアの提案者には、賞与の際に勤勉手当を加算する方針だ。
 応募は知事部局に加え、教育委員会や県警本部も対象。事業の廃止や民間委託、リストラなどの観点から今後2−3年間で実行する削減策を提案してもらい、知事や副知事が審査する。
 職員個人としての応募も可能。
共同通信) - 10月12日17時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000141-kyodo-soci

総論で県の経費削減を部局別に(個人も可で)募集するのか、
それぞれの部局の各論について、それぞれおの部局別に(個人も可で)募集するのか?
知事や副知事が審査するということだが、これは結局知事が考えることを
各部局にも考えてもらい、より現場の意見を汲んだ実現可能性のある施策を選ぶということなのか?
案の失敗は知事や副知事の責任でいいのだろうか?
ちょっと記事からはわかりにくい点で気になるところはいろいろあるのですが、
一つのアイデアとしては面白いかなぁ、と思います。
「経営効率化コンペ」で経営不効率にならないようにだけ気をつけて、一つの可能性を探って欲しいなと思います。