法務省による人権侵害

福井刑務所HPに受刑者の写真、知人の抗議受け削除
 福井刑務所(福井市)のホームページ(HP)に、刑務作業をする男性受刑者の顔が判別できる写真が掲載され、この受刑者の知人の指摘で、法務省成人矯正課が写真を削除していたことが28日わかった。
 男性はすでに出所しており、HPを作成した同課は本人を捜して謝罪する。
 同課などによると、新潟県内の男性が17日、福井刑務所に「社会復帰した知人がHPに写っている。生活に影響が出たらどうするのか」と電話で抗議。確認の結果、縫製作業をするうつむき加減の受刑者の横顔が写っており、同課は「本人と特定できる恐れがある」として、翌日削除した。
 HPは、2002年に各刑務所から写真などを集めて作成。同課は「配慮が足りなかった」としている。
(読売新聞) - 11月28日11時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000304-yom-soci

国民に人権擁護法なる法律を押し付ける前に、法務省自信がきちんとするべきでしょう。
「本人と特定できる恐れがある」ものがなぜ掲載されてしまったのか、きちんと責任の所在を明確にして公表するべきでしょう。
ちなみに法務省のホームページにはこの件について、報告等はなされていません。
これでよく国民に対して「人権擁護」だとかいえたものだなぁと。
先に政府自身が国民の人権擁護をするべく法制整備をすすめるべきではないかと思いますが…。
法務省法務省http://www.moj.go.jp/SPEECH/index.htmlには、
更新時刻現在においてコメントはない。
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03-01.htmlを前に、法務省自身に人権について考えてもらいたい。
政府自身が人権に対してこのような状況下にあって、行政機関による人権救済制度は、行政機関による人権侵害を生むだけのように思う。