ライブドアショックにみる個人投資家の意識と東京証券取引所

株式取引は自己責任である。
では、最近急増している個人投資家(個人投機家)はリスクを理解しているのか。
はてなを見ていると、

question:1137623256
一連の騒動のライブドアに関してですが、ライブドアがもし上場廃止という事になれば、ライブドアの株の価値はどうなるのでしょうか?紙切れ同然なのでしょうか?

という質問もあり、おそらく同様の疑問を抱いている投資家も多いのではないかと推察している。
結局、リスクがあるということしか理解しておらず、
どのようなリスクなのか、ということはよくわかっていない投資家も多かったのかもしれない。
ただ、

question:1137718824
◆ライブドアの株を持っています。既に売るタイミングを逃しました。◆質問? 上場廃止になった場合私の所有している株はどうなりますか?◆質問?TOBで例えば村上ファンドがライブドアを買収した場合は私の所有している株はどうなりますか?

で、同様の質問をした質問者が、「勉強中」というように、
どう儲けて、どう損するか、を小口で勉強する方もいたようであり、
そのような「投資家(投機家)」ではなく、株勉強家も少なくないように思う。
(よくわからないままの「投資家」気取りの個人「投資家」もどうかと思うが、)
個人「投資家」予備軍の株勉強家の小口やりとりに対応できなかった東証は、
やはり問題だったのではないかと思うのである。