著作権侵害報道

ちょっと前の記事ですが…。

グラディエーター」作曲家が訴えられる
 ハリウッドの人気作曲家ハンス・ジマーが、グスターブ・ホルストの財団から著作権侵害で訴えられている。訴えによると、ジマーは「グラディエーター」のサウンドトラックに、ホルスト組曲「惑星」の中の「火星、戦争をもたらす者」を使用したという。ジマー自身、「グラディエーター」のライナーノーツのなかで、「構文こそ違うが、同じ言語、同じボキャブラリーを使った」と認めている。しかし、ジマーの弁護士は、「グラディエーター」と「惑星」とは別のものだと主張。「『火星』のコピーでは断じてない。2つを聴き比べれば、どんな人でもこの訴えが無意味であることが分かるだろう」と語っている。
(eiga.com) - 6月14日11時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000010-eiga-ent

ホルスト(1874年9月21日 - 1934年5月25日)の著作権(財産権)については、日本では消滅しています。
日本では死後50年なので、1935年1月1日から戦後加算を考えても、21世紀には、間違いなく消滅しています。
JASRACデーベースでも消滅、PDとなっています。)
アメリカ、イギリスなど死後70年の場合は、2004年12月31日となります。
ただし、保護期間延長がいつになされたかによっては、延長時にすでに消滅していることになります。
著作権保護期間の変遷一覧とか欲しいですね。ただし、著作者人格権は依然問題となるのですが…。
ちなみに、この記事、何がどう侵害と主張されているのかは明らかにせずに、
ライナーノーツの引用、弁護士の見解を提示されてもよくわかりません。
私の記事も何をいいたいのかちょっとよくわかりません。人のこといえませんな。
でも、最近あまり更新してないので、勇み足で更新。

グラディエーター オリジナル・サウンドトラック

グラディエーター オリジナル・サウンドトラック

ホルスト:惑星

ホルスト:惑星