他 最近でたおもしろそうな書籍


2005年1月以降に発行された本のメモ。


著作権

知って活かそう!著作権―書・音楽・学校の現場から

知って活かそう!著作権―書・音楽・学校の現場から

おもしろそうな理由。

岡本薫氏は、「著作権は人権だ」とは言わなくなったが、まだその主張を言い続けている人は少なくない。
しかし本書の著者の神谷信行氏はその上をいき、「人間の尊厳」を持ち出してきた。
Copy & Copyright Diary
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20050418/p1

知って活かそう!著作権―書・音楽・学校の現場からによると、アメリカは「方式主義」の国らしい。
Copy & Copyright Diary
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20050418/p2

岡本薫氏は「『著作権は人権だ』とは言わなくなった」のか…。
人権言えば人権だけど、人権にはいろいろあるのだよ、とは言ってあげたかったのだが…。
ということで、これかな?

誰でも分かる著作権―情報化・コンテンツ・教育関係者のために

誰でも分かる著作権―情報化・コンテンツ・教育関係者のために

どうやら、だんだん「人権」トーンが下がってきてこうなったらしい。

岡本氏はこれまで「著作権は人権だ」と言い続けていたが、2003年に出版した「著作権の考え方」(ISBN:4004308690)のあたりから、「著作権は人権だ」とはいわなくなったが、昨年出版した2004年版の「インターネット時代の著作権」(ISBN:4793701302)では、やはり「もうひとつの「人権」」というサブタイトルがついており、「著作権は人権だ」との(ママ)
しかしその「インターネット時代の著作権」の2005年版にあたる「誰でも分かる著作権」でついに「著作権人権論」を捨て、インセンティブ論に立脚することになった。
Copy & Copyright Diary
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20050323/p1

筆者はまだ2004年版しか読んでいないのだが、この変遷を読んでみるのもおもしろいかもしれない。
お手ごろ版岩波新書著作権の考え方(2003.12)なんてのもあります。
この人の人権感覚は著作権という場ではなく、もっと人権らしい人権を扱う部署でもって欲しいと思うのですが…。

文化庁の本。読んでておもしろいのか?というとどうなんでしょう?
まぁ、嘘は書いてないと思いますけど…。

Q&A 引用・転載の実務と著作権法

Q&A 引用・転載の実務と著作権法

読みやすく、わかりやすい上、バランスがとれた内容で、おかしな偏りや誤解が特に見られず、お薦めです。
弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050329#1112093779

弁護士さんが言うんだから、そうなんでしょう。
ここの引用説明だって極力偏らないにはしてるつもりだけども、偏ってると思いますし、利用者側に。
筆者からすれば、がちがちの引用解釈こそおかしな偏りだと思っていますが、
この本がどのへんに落ち着けて「おかしな偏りや誤解が特に見られず」という評価をえたのかは気になるところです。

著作権法概説

著作権法概説

ベタベタの本。確か11版から横書きになったかな?
11版を少し読みましたが、総論部分は充実しているように思います。

著作権法の解説

著作権法の解説

この本はかなりムラがありますね。
まぁ、本の性質上そういうものなんでしょうけど。
価格が価格なので、一冊もっておいてもいいように思います。

著作権法 基礎と応用

著作権法 基礎と応用

いつのまにか2版がでていてびっくり。
詳解著作権法の改訂といっしょにやったんでしょうか。
初版では、かなり重複しているような気はしましたが…。

著作権法 (知的財産法実務シリーズ)

著作権法 (知的財産法実務シリーズ)

存じませんが、検索にかかったので…。

著作権法詳説―判例で読む16章

著作権法詳説―判例で読む16章

旧版を図書館でみましたが、結構おもしろそうだった印象をもってますが、
どこかどうと言われても…。

ディジタル情報流通システム―コンテンツ・著作権・ビジネスモデル

ディジタル情報流通システム―コンテンツ・著作権・ビジネスモデル

検索にかかったので…
期待を持たせてくれるタイトルですが…。

図書館の基礎知識…。おもしろそうです。

Q&Aを中心としたもので、図書館業務の実際の場面での疑問点に答える形で、まとめられている。
実務に基づくものなので、理解も進みやすい。

もう1冊

図書館業務の場面場面で関わってくる著作権法の条項についての解説している。各条項についての解説はとても充実しており、本書を読めば、図書館業務を行う上で必要な著作権についての知識を習得できるだろう。
しかも、単なる法解説にとどまっておらず、実務を行う場面での矛盾点などもきちんと指摘しており、著作権法についての問題意識も喚起されるだろう。
なお本書は、2003年11月に出版された改訂版の改定第2版で、先の法改正や、権利者側との協定、ガイドラインなどを反映したものになっている。

Copy & Copyright Diary
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20050130/p2

どちらも大変おもしろそうである。
とりあえず、判例時報などの判例雑誌の判例部分は、次号が発売されなくてもコピーできると筆者は考えるのだが、
この点どう扱っているのかは非常に気になる。



メディア法

情報メディア法

情報メディア法

大変気になりますが、少し価格が高いです。

地域社会システムと情報メディア

地域社会システムと情報メディア

なんとなく…。

NHK...それだけです。