個人情報の誤送付

相手の会社名は今のところ秘密です(知名度のある会社です)。
今後どうなるかもわからないので、現在段階では秘密にしておきます。
別に他言を禁じられたわけでないけど…。


先日とあるサービスのパスワードを再発行申請をし、郵送で送っていただきました。
無事筆者のパスワードは到着したのですが、
その用紙が2枚重なっており、別の方のパスワードも送付されていました。
その紙面からわかる情報は、
郵便番号、住所、氏名、電話番号、
会員番号、パスワード、及びそのサービスに加入しており同じように再発行申請したという事実。
もっとも、そのサービスに加入しているということについては、プライバシー性は高く無いんですが、
(例えば、ヤフーユーザーであるという事実。)それ以外の情報はどうなんでしょう?


さて、筆者の欲しいものは得たので放置しておいてもよかったんですが、
その人が困るといけないので、サービスセンター(フリーダイヤル)に電話しました。
あ、担当者の名前(♂)忘れた…。(そのときにメモしないと…)
事情を話したところ、封筒を送りますので送り返してください、とのこと。
封筒を送るための筆者の会員番号はきかれましたが、相手のは聞かれず。
頼まれたのは返送するということだけ。まぁ、悪用したらバレますけど…。


翌日、速達で封筒が届きました。
その封筒には、返信用封筒(速達印つき、もちろん切手不要)と

○○様
 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  この度は、大変ご迷惑をおかけしました。返信用の封筒を同封
しておりますので、返送をお願いします。
 今後とも○○○○○○をご愛顧いただきますよう、よろしくお願
い申し上げます。
               平成17年○月○日
               ○○○○○○  (註:企業名)
               ○○○○○○担当(註:サービス名)
               TEL:0120-○○○○○○

だけでした。担当者名なし。
手数料代わりに図書券の1枚でもはいっていれば…とか期待したけど何もなし。
このままじゃ、相手もこの事実知らないんだろうなぁ。
直接、間違われた人に電話でもして聞かないないとわからないけど…。


今回は他人事なので、気楽に見てますが、
おそらくコンピュータが自動出力して、そのまま機械で折畳んで、窓付き封筒で発送。
だとすれば、この手順で発送するサービスにはこのような危険が内在しているわけですね。
こういうことがどれほどの確率で起こるのかわかりませんが、
そういうシステムを採用されている会社の方、気をつけて下さい。もっとも、すでに周知事実かもしれませんが…。
少なくともこの会社ではそういうことあるということがわかっただけでも収穫です。
この会社でそういうこと頻繁にあったらかなり問題な会社ですけどね。


このことが公になるかどうかはわかりませんが、
(企業からすれば、よくあることでいちいち公にはならない、してられないことかも知れませんが、)
情報漏洩事故が1件あったことを体験しましたので、書いておきたいと思います。
もっと重要な書類でこのような事故がおきないこと、それに筆者が巻き込まれないことを祈りつつ…