誤って廃棄って。

最近こういう類いの報道が多い。

東京三菱5万人、UFJ7万人…大手銀が個人情報紛失
 東京三菱銀行UFJ銀行は15日、顧客情報が記録された書類などを紛失したと発表した。
 東京三菱銀は顧客の氏名と口座番号、取引状況などを記録した小型フィルムと、投資信託の申込書など計5万447人分で、一部には住所や電話番号、生年月日なども含まれていた。UFJ銀は同様の小型フィルムや投資信託の顧客カードなど計7万1282人分を紛失したという。いずれも外部に持ち出された形跡はなく、「行内で誤って廃棄した可能性が高い」としている。
 両行では来年1月の合併を前に、同一基準で個人情報の管理状況を洗い直していた。
 ◆三菱証券も5907人分◆
 三菱証券は15日、個人顧客5907人と法人顧客1981社の口座番号や取引記録、預かり資産残高などの情報が記載された2003年6月の取引記録(ファイル)を紛失したと発表した。「誤って焼却処分した可能性が高く、社外に情報が流出した可能性は低い」(三菱証券)としている。
(読売新聞) - 9月15日20時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000312-yom-soci

個人情報紛失したら「行内で誤って廃棄した可能性が高い」ですか?
こうすれば、第三者への漏洩を責められないからですか?
でも、その個人情報は「行内で誤って廃棄した可能性が高い」というもので、
決して適切に廃棄されたわけでもないですよね?
三者に(結果的に)漏れなけれはそれでいいんですかねぇ?なんかいまだに返事のこない八尾市みたいですね。
しかもこれら顧客情報は個人情報といい顧客の利益はもちろん企業の情報としても重要なはず。
もれなきゃいい、ではなくてしっかり管理して欲しいものです。

お客さま情報の紛失について(PDFファイル) - 東京三菱銀行
お客さま情報の紛失について(PDFファイル) - UFJ銀行
お客さま情報の紛失について(PDFファイル) - 三菱証券