「NHK新生プラン」公表

□「NHK新生プラン」(PDF 326KB)
 この「NHK新生プラン」をもとに、来年1月、平成18年度〜20年度の経営ビジョンを公表する予定です。
 →http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/plan/pdf/plan.pdf
□ 「平成17年度上半期の収支の状況」(PDF 24KB)
 平成17年度上半期の事業収支の状況、受信料収入の状況、受信料収入回復に向けての取り組み、支出削減について説明しています。
 →http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/plan/pdf/jyoukyou.pdf
□ これまでの取り組み
 →http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/kaikaku/index.html
□ メールはこちらから
 →https://www.nhk.or.jp/css/shinseiplan/form.html
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/plan/index.html

会長会見 2005/9/20
「NHK新生プラン」に関する会長記者会見要旨
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/toptalk/kaichou/k0509-2.html

会見要旨を一部引用すると、

 三つ目の柱は「受信料を公平に負担していただけるよう全力を挙げる」ことです。NHKは、自らも痛みを伴う大胆な改革を進める決意です。その上で、公平負担に全力で取り組みます。今回、新たな施策として、民事手続きによる受信料の支払督促の活用などについて検討することにしました。これまで民事手続きによる支払督促を行ったことはありませんが、受信料をお支払いいただいている方々にお会いすると「不払いをそのままにしておくのは不公平だ」というご意見をいただき、受信料制度を守るためには、見過ごすことができない状態です。受信料を公平に負担していただくための活動は、これまでも、そしてこれからも、直接一軒一軒のお宅にお伺いすることが基本で、受信料制度の意義を、繰り返し誠心誠意ご説明し、ご理解いただく活動をさらに強化します。こうした努力を重ねても、なお、お支払いいただけない場合の最後の手段として、民事手続きによる支払い督促の活用を検討したいということです。受信料制度について誠心誠意ご説明し、ご理解いただくという基本姿勢は変えない上での検討だということを、是非ともご理解いただきたいと思います。また、検討にあたっては、社会的に立場が弱い方に十分な配慮が必要だと思っています。

とあります。
「不払いをそのままにしておくのは不公平だ」というのには二つの意味があって、
「契約している人と契約していない人との不公平」と「契約して払っている人と払っていない人の不公平」です。
そして、支払督促は、後者には有効ですが、後者に対してはいろいろな問題があることは、
不払い世帯に督促申し立て検討? - 言いたい放題」に示したとおりです。
支払督促により、不払いが不払いを呼ぶことの原因となる後者の不公平はなくなるかもしれませんが、
契約してしまった人とそうでない人との不公平については簡単に解消されないでしょう。
その点をどう考えているのかについてはちょっとよくわかりません。
とりあえず「これからも、直接一軒一軒のお宅にお伺いすることが基本で、受信料制度の意義を、
繰り返し誠心誠意ご説明し、ご理解いただく活動をさらに強化します。」そうなので、
まずはこのことがきちんと履行されているかどうかをみたいと思います。
担当者がこっちが質問したことに誠実に回答できなければ(事実上)払わなくてもいいってことだね?