ネット録音図書館

ネット上に「録音図書館」 視覚障害者、読書しやすく
 文化庁は17日までに、点字図書館の視覚障害者向けCDなど録音図書を電子データにして、著作権者の許諾なしにネット上で聴けるようにする方針を決めた。次期通常国会にも著作権法改正案を提出、2006年度中の実現を目指す。
 視覚障害者の読書チャンスを広げるのが狙い。
 点字図書館などは現在、視覚障害者向けの貸し出し用に限り、出版物を録音できるが、著作権者の許諾なしのネット送信は認められていない。朗読を録音したCDやカセットテープでのサービスは、申し込みや順番待ちで手間のかかるケースも多く、障害者団体が法改正を求めていた。
 利用は視覚障害者に限られ、あらかじめ登録し、IDとパスワードをもらう。
共同通信) - 12月17日18時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000141-kyodo-ent

具体的にどう規定されるのかが気になります。
公衆送信、送信可能化の「公衆」が視覚障害者に限定されていればよい?
受信者限定措置をとれば、誰でも送信できる?
「申し込みや順番待ちで手間のかかる」というのは、運用改善でなんとかなるような気がしなくはないですが…。
詳しくないですが、あとは視覚障害者が容易にそれを利用できる環境にあるかということですね。
「利用は視覚障害者に限られ」とは言っても、利用補助者がいても問題ないでしょうけど。