NHKの受信料徴収にみる反省のなさ(2)

以前NHKの受信料徴収にみる反省のなさ - 言いたい放題というのを書いたが続報。
今度は6ヶ月分の受信料支払って下さい、というのが来た。
郵送で「振込んで下さい」と案内して振込むならとっくに振込んでいる。


さて、今回の内容物は、
・NHK受信料払い込みのお願い
・「受信料の公平なご負担をお願いします」というリーフレット
口座振替依頼書/自動払込利用申込書
・放送受信料クレジットカード一時払いのご案内・申込書
である。


しかしNHKも馬鹿である。
「受信料の公平なご負担をお願いします」というリーフレットを契約に送ってどうする?
契約者の不満の一つとして、未契約者との不公平感があるのである。

テレビを設置したら受信料のお支払いが必要です。
受信料のお支払いは「放送法」で定められています。
放送法32条(受信契約及び受信料)
 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会と
 その放送の受信についての契約をしなければならない。(以下、略)

とある。
放送法上直接的に「テレビを設置したら受信料のお支払いが必要」なのではなく、
あくまでも契約が必要にすぎないという点に間違いがあるが今回をおいておこう。
問題は、このリーフレットを送っているのは契約者なのであって
この説明をするべきは、本来未契約者であるということである。


さいごに、そのリーフレットには、

受信料未払いの方や未契約の方には、受信料制度の意義やNHKの改革について丁寧に説明し、
お支払いをお願いしていきます。
こうした努力を重ねた上でもなお、お支払いいただけない場合は、
民事手続による受信料の支払督促の活用などについて検討し、
受信料を公平に負担していただけるよう全力で取り組みます。

とある。
未契約者への支払督促の肯否については、
不払い世帯に督促申し立て検討? - 言いたい放題で述べたので、
そちらを参考していただくとして、
とりあえず未払いの筆者の世帯には、いまだに丁寧な説明はなく、
受信料の支払に対する努力を重ねたとは思えない。
「受信料を公平に負担していただけるよう、誠心誠意取り組みます」ということなのだが…。
まさかこの中途半端な郵便物で丁寧な説明をしたとか思っていないだろうな。


まあもう少し待ってみたいと思います。
こっちから連絡するにも、

受信料に関するお問い合わせ
ナビダイヤル0570-077-077
受付時間:午前9時〜午後10時(土・日・祝日も受付)
受付内容:受信料関係のお問い合わせ
※固定電話からは、全国どこからでも市内通話料金でご利用いただけます。
※携帯電話は、20秒毎におよそ10円の通話料金でご利用いただけます。
http://www.nhk.or.jp/eigyo/toiawase/index.html

とわざわざこっちが金払ってすることになるので、したくありません。
なぜフリーダイヤルにできないのかも疑問です。