嫌なら公務員でなくてもいいよ。

<女性検事正>実年齢「オープンに」 公表拒否受け法相会見
 高松地検の川野辺充子検事正(60)が就任会見で年齢の公表を拒む一幕があり、杉浦正健法相は18日の閣議後会見で「世間では女性に年を聞くのはタブー。気持ちはよく分かる」と述べながら、「法務・検察幹部の年齢は公益性が高い情報。隠すことはない。オープンでいい」との認識を示した。
 12日の就任会見で記者から年齢と生年月日を聞かれた川野辺氏は「プライベートなことなので」「女性に年齢を聞くんですか。すごいですね」などと述べ、公表を拒んだ。法務省が発表した人事異動の資料でも、川野辺氏が公表に同意せず、当初は生年月日と出身大学が伏せられていた。一部記者の指摘後、これらの情報が記載された略歴が改めて配り直された。
 川野辺検事正は7日付で最高検検事から同地検検事正に就任した。過去に秋田地検検事正も務めており、二つの地検で検事正になったのは女性では初めて。【森本英彦】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000044-mai-soci

60歳だからそういう考え方なのか、女性だからそういう考えなのか、よくわかりませんが、
気持ちはともかくとして、検事正という公職にあって、就任会見という公の場でこの対応はどうかと思います。
本当にプライベートだからということで、公の場で発言を拒否したのであれば、
検事正という行政上の重職であること、特に検察官という法運用に関して高度の意識が求められていること、
(特に今日個人情報保護の過剰が目立っていること)
などを考えると、この会見をもって、懲戒処分があってしかるべきではないかとも思います。