はてなアイデア〜「はてな」のサービス業としての運営能力

はてなの研究とも関連します。

まさに「はてな」の研究発見。
 http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050413/1113337952
はてな」の研究。その2
 http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050613/1118592788
はてな」の研究。その3
http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050706/1120582208


筆者投資のはてなアイデア却下2連発。
http://i.hatena.ne.jp/idealist?did=&st=modified%20desc&word=&status=rejected

idea:3838
はてなアイデア

www.hatena.ne.jp のトップのリンクがあるので、各サービスごとにリンクを設置する必要はないと考えます。

とのこと。
www.hatena.ne.jpがメインっていう位置付けなんだろうけどねぇ……。
まぁ、これで認識したのに「却下した」という事実が残るので、
規約に関連して問題になった場合に、はてな側の帰責性を主張する根拠が一つできたわけです。

第10条(規約・サービスの変更等)
1.本規約は、予告なしに変更されることがあります。ユーザーの皆様に個別通知することは致しかねますので、ご利用の際には、随時、最新の利用規約を参照ください。
2.本サービスの内容は、将来予告なく変更、追加、削除することがあります。

こういう規約がある以上、規約を容易に参照できるするべき信義則上の義務はあるでしょう。
また、「ゲストユーザーが利用規約に同意することを保証出来ない点が致命的です。」
「日記やキーワードのコメント投稿画面を含め、ゲスト利用が出来るすべての画面に一発リンクを!! 」
ということについてはなお一層あてはまるかと思います。
ただ、実際のところ「はてな」の実質的な規約は、

第1条(はじめに)
1.この利用規約は、株式会社はてな(以下「当社」)が本サイト上で提供する全てのサービス(以下「本サービス」)における利用条件を定めるものです。ユーザーのみなさま(以下「ユーザー」)には、本規約に従い本サービスをご利用いただきます。
2.本サービス内には、本規約以外に「ヘルプ」や各種ガイドラインにおいて、本サービスの利用方法や注意書きが提示されています。これらも本規約の一部を実質的に構成するものですので、合わせてお読みください。

とあるように、「ヘルプ」や各種ガイドラインも含まれるので非常にわかりにくいものとなっています。
こういうのを各サービスごとに整理しておくのも規約の抗弁をするのに必要かと思いますけどねぇ。
約款に書いたから約款に拘束されるという時代でもないんだし、そういう配慮を欠く会社であるということは、
各種法的なものへの対応から明らかなようです。
参考:利用規約 - はてな
   http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaidea/20050711
   ※せめて検討順にするとかしてくれないと、mp3は検索できないんだよねぇ。
    はてなのスタッフはシステム構築能力はあるんだろうけど、サービス業という点からはかなり能力が欠如しているでしょう。
この点については、

idea:3840
はてなアイデア

というのもあるようです。
はてな」は放置ですが、「http://jinriki.g.hatena.ne.jp/cx20/20050711/p1」で書きおこしがあります。
なんてすばらしい。感謝。

[09:32]
(kiyohero):はい、次。
(kiyohero):idea:3838はてな全般で・・・
(kiyohero):arugha_satoru(あるがさとる)さん からのアイデアです。
(kiyohero):> 利用規約へのリンクが解りづらくて探すのに苦労した。
(kiyohero):> 各サービスのヘルプから直接一発リンクで利用規約に飛べるように
(kiyohero):> するべきでは?
(kiyohero):ということです。
(naoya):サービスごとに利用規約って違うってことは?
(jkondo):一緒。
(naoya):全部一緒だよね?
(onishi):まとめ・・・
(danjou):ひとつ・・・
(naoya):はてなのトップページから利用規約にリンクしていれば、
(naoya):どっちにしろ、ユーザー登録するときに、そこに行くわけでしょ?
(jkondo):うん。うん・・・。

でも規約は登録時だけにみればいいようにはできていませんね?
運営者側が規約を理解していないんだね。自分が作った規約なのに…。

(jkondo):トップっていうか、その、ほんと、ポータルサイト
(jkondo):利用者向けゾーンっていうのが当然あるから・・・
(jkondo):そこに分かりやすく書く・・・今もそうしてるんだけど・・・
(naoya):サービスごとにリンクする?
(jkondo):これを言い出すと、全ページが・・・全ページへのリンクが無限に
(jkondo):発生する・・・ということなので・・・
(jkondo):一回、一番上までに一回行っていただくっていう・・・
(naoya):うん。
(jkondo):こう、サイトの構築のコンセプトです。
(naoya):いいと思うよ。
(jkondo):そういうことで、ご理解いただけないでしょうか?

まぁ、推測ですが、利用者の意識としては、人力検索を使わずにダイアリーメインの人は、
トップをd.hatena.ne.jpと認識しているでしょうねぇ。
で、d.hatena.ne.jpを見ると規約がない、と。そういうこと。わかります?>はてなさん。
www.hatena.ne.jpはあくまで人力検索のトップであって、はてな全体のトップという認識が、
利用者にはないんでしょう。あのサイトの作り方からしても。でも、はてなはそう思っている。wwwだし?
最終的に紛争起きたときに困るのは「はてな」の側なので、そういうつもりならそれでいいと思いますけどね。
利用規約の位置に限らず、実質的規約が場所の含めて確認しづらいことは前述のとおりです。
規約は書いておけばいいというものではないことは理解しておきましょう。

(onishi):コメントでは、その、ゲストユーザーっていう
(onishi):ページが増えたから、ゲストユーザーが利用規約に同意したくても、
(onishi):利用規約がある場所が分かりにくい・・・っていうことを・・・。
(naoya):ゲストユーザーが利用規約に同意するってなんなの?
(onishi):ゲストユーザーっていうのは、はてなにユーザー登録してないけど、
(onishi):はてなを利用している・・・一般ユーザーっていう。
(jkondo):ただ、同意を取らなくてはいけないという、
(jkondo):フローを必ず作っているわけではなくて、
(jkondo):もし、気になったら、ここを見てくださいというスタンスなので・・・
(jkondo):トップから常に分かりやすくいけるということを
(jkondo):保証する・・・ということで、でょうでしょうか?
(tikeda):今のトップって、どう?
(jkondo):まぁ、文字が「ばー」っと並んでるから、
(jkondo):20個〜30個のうちから1個を探すのが・・・っていうことだとしたら、
(jkondo):もうちょっと、なんか・・・
(tikeda):デザインの話は、また後から・・・出てくるかもしれない・・・。
(kiyohero):はい。分かりました。

ゲスト自身は規約には何ら拘束されないってことでしょうね。
あくまで登録ユーザーとゲストの規約。
ダイアリーのコメント欄とかはユーザーの管理責任もしくははてなの自己責任ということで。
そういうスタンスならそれはそれで…。
これ以前のこれに反する実質的規約があるとすれば、本発言により無効化ということになります。
ちなみに現在の形式的規約には、

本サービスのユーザーとは、登録ユーザー並びにゲストユーザーの総称です。

とあります。この発言で実質無効化?
特に免責とかそういうスタンスでいいのかは疑問ですね。困るのは「はてな」だけど…。
はてな利用規約を研究してみるのもおもしろいかもしれません。

idea:3240
はてなアイデア

現時点では具体的な被害が出てきていないため、却下させていただきます。

実際わかりにくかったことがあるから、投資したんだけどなぁ。
(一部)ユーザー意識と運営者意識の乖離でしょうか。これも運営者の運営能力の欠如を示す一側面でしょう。
参考:http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaidea/20050712
   http://jinriki.g.hatena.ne.jp/cx20/20050712/p1にも感謝。

[09:43]
(kiyohero):えっと、次。idea:3240
(kiyohero):「人力検索サイトはてな」のアイデアで、
(kiyohero):doriaso(どりあそ)さん のアイデアで・・・
(kiyohero):> 「(はてなにより削除しました)」の表記について、
(kiyohero):> 運営者側が本当に削除しているかどうか、質問・回答者が
(kiyohero):> できない方法を用いて、わかるようにする。
あぁ・・・。
(kiyohero):文字を変える?点滅させる?
あっ。そうか・・・。
(kiyohero):ネタ質問とかで、時々「はてなにより削除しました」なんたらかんたら・・・
(kiyohero):って書く人たまに見かけるんで・・・。
(naoya):うん。いいんじゃない?
(naoya):なんか、どういうシンボルがいいかは、ちょっとわかんないけど。
(danjou):それをどうやって入れるかやな?
(jkondo):面倒くさいなぁ。面倒くさいっていうか、難しいなぁ。どうしていいか。
(danjou):どうやって区別する?
(naoya):でも、その、回答欄ってさ、ユーザーは別にタグとか使えないよね?
(danjou):あぁ。
(naoya):フォントの色変えるとか、フォントのサイズ太くするとか、
(naoya):アイコンの表、出すとかだけでも十分なんじゃない?
(naoya):それだったら、たぶん、すぐ・・・。
(onishi):検討します。
ふはははは。
(jkondo):タグが使えないよね。まったく。
(danjou):あっ。表示に?
(onishi):タグは使えない。
(naoya):あっ、削除したときに、そもそも、データベースに書き込んでるんだ。
(onishi):そうそう。
(jkondo):ただ単に、「はてなにより削除しました」って書き換えているだけやから、今。
(naoya):あっそう。じゃあ、中のデータは取っていないんだ。
(naoya):フラグに変えちゃうとか?
(danjou):うん。フラグ追加。
(jkondo):でも、部分削除やねん。その、最低限の削除ってやってるから、
(danjou):あっ、でも、どっかが削除された場合は、そのフラグ立ってて、
(danjou):この質問のどこかが修正されているってのが
(danjou):わかればいいんじゃないかなぁ?
(naoya):フラグを追加するのが一番アドホックに・・・。
(onishi):まぁ、管理者側からだけなら、タグが・・・追加できるかも・・・。
(jkondo):で、その、なんていうか、弊害っていうか、メリットっていうか、は?
(jkondo):どれぐらいあるんやろ?
(jkondo):どういうことに困る?って・・・。
(onishi):現状で?
(jkondo):うん。
(naoya):現状は、だから、ネタで「はてなより削除しました」って書いてる人がいて、
(naoya):本当に削除されたと思い込んで読んでいたら、
(naoya):イタズラだった・・・って言うのがありえる。
(naoya):イタズラ防止に・・・。
(jkondo):じゃあ、その、弊害っていうのは?
(jkondo):その、ようは、読んだ人の被害は、どんなことが想定されてるのかな?
(naoya):それは、僕らの想定の範囲外なんじゃないかなぁ・・・
ははは。
(jkondo):その、つまり「わはは」って笑っているぶんには、まぁ、あれだけど、
(jkondo):被害は?どういう?
(onishi):被害例は、ちょっと、あがってはいないですね。
(onishi):まぁ、たまにあるらしい・・・っていうことは分かって・・・。
(jkondo):それが、まだイメージできないから、なんか、その、
(jkondo):データベースの構成まで変更して、なんか、アイコン出して・・・っていう。
(naoya):ネタなのかどうか分からない・・・って書いてある。
(danjou):うん・・・。
(danjou):あぁ・・・まぁ、あるとしたら、なんか、荒れた雰囲気に・・・
(jkondo):そもそも、意味不明な質問をすることは、禁止なので、
(jkondo):そもそも、その質問の意図が本当に分からなければ、
(jkondo):そこで、僕らは、別の理由でその人を取り締まるべきであって・・・。
(jkondo):なんか、その・・・うーん・・・
(naoya):質問だけじゃなくて、回答もあるじゃん。
(naoya):質問だけじゃなくて、回答文も、でしょ?
(naoya):だから、まじめな質問をしてるのに、回答に、ふざけて
(naoya):「はてなにより削除しました」って書いてて、
(naoya):で、それが、質問した本人も、まわりから見てる人も、
(naoya):ネタなのか、イタズラなのかどうか?が分からない・・・って話を書いてある。
(jkondo):でも、一応、全部消したやつは、抽象化した上で、事例には書いている・・・し。
(naoya):じゃあ、ユーザーは、見に来たときに、事例までみにいって、
(naoya):あっ、これは、ネタだったんだなぁ?とか、
(naoya):これは、ほんとだったんだなぁ?っていう判断をしなきゃいけないってこと?
(jkondo):うん。そう。
それは、ビミョーでしょ?
(jkondo):でも、それ言ったら、フラグだって、わからへんやん。
(jkondo):その、質問があって、回答が10個あって、この回答をうちは消したけど、
(jkondo):この回答は、この人が自分で書いてるとかいうのを、
(jkondo):1個、質問にフラグ付けりゃいい・・・ってもんじゃないと。
(naoya):いや、質問にフラグ付けて・・・質問じゃなくて、回答にフラグを付けて、
(jkondo):質問と回答にフラグをつけんの?
(naoya):そうそうそう。
(naoya):それで「はてな削除」だったら、それが 1 になって、
(naoya):フォントの色が赤くなるとか、すれば、見分けがつくって・・・。
(naoya):それは、実装の問題で、そういう、そこじゃないんでしょ?たぶん。
(naoya):実装がどうってことじゃなくて、
(naoya):ユーザーにほんとに「はてな」が削除したのか、
(naoya):ネタなのかどうか?を分かる手段を提供すべきかどうか?
(naoya):っていう感じで・・・。
(naoya):現状は、どういう被害が発生しているかわかんないから、
(naoya):この手段は必要ない・・・っていうけど、
(naoya):まぁ、コメントをみると「ネタかどうかわからん」って困ってるって話が。
(naoya):ネタかどうか分からない・・・っていう被害ぐらいじゃ、いっかって判断も
(naoya):あると思うし・・・。
(jkondo):うん。
それで勘違いされるのは、はてな・・・被害者は「はてな」に聞こえますよね。
あっ、こういうことで、削除しちゃうんだ!って、勘違いする人が出たら、
はてな」にとっては、被害だけど「はてな」が気にしないんだったら、
ユーザーは多分、問題ないと思う・・・。
(naoya):「はてな」が削除しているわけじゃないのに、あたかも、
(naoya):はてなに削除されたかのように見せかける・・・っていう人もいるから・・・。
(jkondo):まぁ、先生は、僕たちが、ほんと、そういうことを書いています、
(jkondo):ってことで、弁護して・・・弁護っていうか、あの、説明してるから、
(jkondo):信じれないのは、ユーザーが勝手にやったんですっていうのを・・・
(reikon):「削除しました」の文言の後に、事例集の数値を入れといたらアカンの?
(jkondo):い、いや、そ、その「ひも付け」はしてないからね。基本的には。
(danjou):あっ、そうか。ひも付いたらあかんのか。
(reikon):ひも付いたらアカンの?
(jkondo):まぁ、見送りでいいんじゃない?
(reikon):うん・・・。
(naoya):あっそう?
(jkondo):うん・・・。
(jkondo):そんなに、別に・・・なんか・・・だって、まだ、一回も被害、起こってなくて、
(jkondo):なんか、紛らわしそうだ・・・ってだけで、
(jkondo):そんな、仕組みを作る・・・っていうのは、まだかなぁ?
(jkondo):って感じがするんやけど。
(naoya):うん・・・。じゃあ、却下で・・・。
(kiyohero):はい。却下で・・・。
(kiyohero):実際、まだ、被害がまだ出ていないので・・・。
(jkondo):っていうか、どういう被害を想定されているのか、
(jkondo):まだ、ちょっと分からないので・・・。
(kiyohero):はい。わかりました。

というのが、「はてな」の認識。
1.ネタ優先。
2.はてなは困らない。
3.現時点で具体的な被害がない。
ということの模様。
具体的被害はないにしても、やる意義はありと思いますけどねぇ。
過去に遡るのは難しいにしても、今後に対応することは可能かと。
弊害を放置しても、ネタとしての楽しみを存置したいのであればそれはそれでいいと思いますけど、
人力検索という言葉からうけるサービスのイメージとか違いますね。通常コミュニティーの場ならともかく。
質問をして回答を得る、ということは二次的要素説というのが妥当な気がしてきました。
一次的要素が質問→回答集であれば、削除事項も明確にするという要請が働きますから。
ちなみに、最終的な被害はユーザーや第三者からの損害賠償を含めてすべて「はてな」にいくので、
はてながよければそれでいいというのは頷けますけど。はてながつぶれれば利用者も困りますが…。
なお、

【疑問】http://i.hatena.ne.jp/idea/3240『現時点では具体的な被害が出てきていないため、却下させていただきます。』この理由にちょっとショックでした。私は「はてなアイデア」の経験は少ないのですが、この却下理由については、他利用者のみなさまは納得がいくものなのでしょうか?私は、少ないコストで未然に防げるようなものこそ被害の有無に関わらず実装して行くべきではないのかと考えます。みなさまのご意見をお聞かせください。

という質問があります。
質問による回答取得の場というよりも、コミュニケーションの場としての位置付けが大きいようです。
これでいいのか?>人力検索